真夜中

声を聞かせて。

禁忌のドキュメンタリー リュシオルの姫 第1日目 ソロナ・レッドフォール 感想

リジェさんが新作を発表されてから、楽しみにしていたシチュCDたちがやっと発売!!!!

それがこちら。

リュシオルの姫十狂セメタリー

 

リュシオルはPVからとっても好きな雰囲気醸し出してたので絶対にシリーズでそろえようと決めていたもの。

十セメのほうは大好きな大好きなのじけんさんがいるので、のじけんさんのだけ買うか全部揃えるかずっと迷っていて…結局シリーズで全部買うことに決めました。

 

まぁそこまで売り切れることもないだろうと予約もせずにのんびり構えてたところ、発売日には十セメのほうは取り寄せになっていた…。

なので急いで続きの5枚ずつを予約をした次第でございます。

 

そんなCDたちが本日届いたので、リュシオルの姫のほうからさっそく聞いたので感想をば。

 

 

 

禁忌のドキュメンタリー リュシオルの姫 第1日目 ソロナ・レッドフォール(CV 緑川光さん)

がっっっっっつりネタバレいたします。

聞いていない方ご注意を!!!!!!!

 

勝手な第一印象としては、ラクリモサ的な感じかなって思っておりました。

だいぶん違うのでラクリモサのほうが好きな人はだいぶショックを受けると思われます…。笑

 

 

最初は少しびっくりします。スマホがブーブー鳴り…主題歌の冒頭が流れるのでこれから何が始まるんだ…とドキドキ。

公式サイトにも書かれている通り、気づくと携帯が通じない場所にいる私(たぶん普通の女)。その部屋をノックして入ってきて、連れていきたい場所があるという男。お前は誰やねん。緑川さん安定のイケボいえーい。

そして誰なのか尋ねると、「姫の機嫌を損ねたのでは」と謝罪をするその男。こっちからしたらまじで意味がわからねぇよ。全部違うと答える私に、その男は「姫がまた新しい遊びを始めた」と思い込み、その遊びにのっかってくる。まじでわかんねぇんだ私は姫じゃねぇ。でもまぁ知らない設定で話をしてくれるので名前などいろいろがわかります。

そのソロナと名乗る男の要件は、庭園を見に来てほしいというものだったのでついていくことに。その道中手に持っていたスマホを見られ、「それは誰からの贈り物ですか?」と聞かれる。そこで「どうせまたネウロからの贈り物でしょう」と嫉妬交じりに言われるのですが、だれやねんまじで!!!!!!!!!ネウロ!!!!!!!!誰!!!!!!!!!!!と思ったら婚約者…。まじかよ…。そして私ではない昔の姫様、「存分に私を楽しませてごらんなさい」とかそんなことよく言えるなまじで…。私には無理…。

 

庭園には素敵なバラがありました。その一角にはすてきな青いバラ

聞いたところによると、明後日は姫の誕生日。お城で盛大なパーティーが開かれるという。私ではない昔の??(と言っていいかわからないけど)姫がそのパーティーを「青いバラで飾りたい」といったので、ソロナのお父様が研究を重ねて青いバラを作り出したのだという。すっげぇなチェロ奏者なのに。そして一輪持って帰ってと言われるので受け取ろうとしたその瞬間。なんとまぁバラの花が出てくるとありがちな、とげが指に刺さるシーン登場!

自分の不注意だからね。しゃーなし。ちゃんと棘を見なかった自分が悪いよ。と思ったのに姫を傷つけるものは許さないと言ってめちゃめちゃ謝罪されて、やっと作られたはずの青いバラを踏みつけるソロナさん。こえぇ…。ちょっと優しい従者さんだと思ってたのにこえぇ…。

そのあたりで私はソロナさんの首に傷があることに気づきます。「傷であって傷ではないのです、姫との愛の証」と言われたので、純粋な心ではない私は「あれっこの二人、姫と従者っていう身分の差があるいけない恋愛関係になっているのでは…?!」と思ってしまいました。ちゃんとジャケットを見ていなかったからですね。キスマークがついているのを純粋な姫ちゃんが気づかずに指摘したものだと思ったのですが…。話を全て聞き終えたらそんなかわいいもんじゃなかったことに気づきます。恐怖の傷だった…。ちゃんとジャケット見たらそのセリフの時点でキスしてできたものじゃないってわかるよ…。だいぶすごい傷がついてるよ…。首だけじゃなくて腕にも。…それは後々分かります。

その後はお城に戻って手当をしてくれるソロナさん。やたらと謝られるので、正直そんなに謝らなくても私心狭くねぇよ…。棘ぐらい大丈夫だよ…。そんなこんなで夕食の時間になるのでバイバイします。一緒に食べようという私ですが、従者と姫が一緒に食べるなんてと断られます。まじで自分がこの立場にいたら、全然知らない人と食事するよりそれが従者であれ少し会話した人にそばにいてほしいよね…。私コミュ障だし…。でもやっぱり身分の差。さすがに一緒にはいられません。離れがたいらしいソロナさんは明日の昼に2人きりで会う約束をします。

そこで最初の日?は終わりますが、その夜のソロナさんの様子がまじでおかしい。私は自室にいるので直接見てはいません。

なにかをしようとするソロナさんを誰かが止めようとします。「姫にとって危険なものはすべて排除しなければならない」と言い、邪魔をするのならと剣で殺してしまいます。「明日の夜には全員消えてもらうつもり」らしい。待ってなんでどうしたのソロナさん。笑いながらあるものを燃やします。

 

翌日。何か騒がしかったことを尋ねる私。ソロナさんはお城の者たちが騒いでいたようだと言います。大したことではないと。そして今日は表に出て森を見ながらお茶をしようと提案。本来なら楽団である自分たちが奏でられるといいが、あいにく自分しかいないので蓄音機で音楽を聴くことに。お父様はチェロ奏者らしく、ソロナさん本人はヴァイオリン奏者ということがここで判明。一族で楽団を結成していたとのこと。当時の姫、ソロナさんの演奏を気に入っていたらしい。

…ということを聞いた私ですが、やっぱり電源の入らない携帯が気になる。見ていると「またそのようなおもちゃにご執心のようだ」と笑いながら言われます。「気のない素振りをしているときほど、何かをしてほしいときだ」と。まじで以前の姫はどんな女だったんだよ…。めんどくさすぎんか。

姫の好きな曲はショパンの「別れの曲」。喜んでもらえるよう、ソロナさんはこの別れの曲を明日の誕生日パーティーで演奏すると約束します。どんなにプロであってもそんな一日で完璧に仕上げられる?!と若干の疑問が。笑

帰りながら、このリュシオルの森は道が複雑で迷い込むと出られなくなると言われていることを聞きます。周りの人が誰も入れないから安全だと。あれっどうやってこの姫生まれたの…。っていうか従者たちもどうやって世継ぎが生まれてるの…。って疑問がめちゃめちゃ生まれたのですが、そうだった。ずいぶん前に見た公式サイトを今やっと思い出した。「近親相関で生まれた姫」だった…。ソロナさんのほうがどうやって生まれてるのかはわかりませんが…どうにかこうにかなってるんでしょう笑

その夜、ソロナさんと別れ自室に戻った姫。外は嵐ですが、雨の中お城の外にいるソロナさんを見つけ声を掛けます。なんといったのかはわかりませんが、濡れているソロナさんをお城の中に招き入れる私。濡れているソロナさんに姫のことを想いながら別れの曲の練習をしていると姫に会いたくなったと言われて…。

これってもしかして…イチャイチャのフラグでは…?!きったー!!!!!!やったぁぁぁぁ!!!!!と思ったのも束の間。パーティーのために寝てくださいと言われて(たぶん)お姫様抱っこでベッドまで連れられ、よく眠れるおまじないと称してキスをされ私は眠ります。イチャイチャ全然できない。

 

私が眠った後ソロナさんはものすごいことをします。ここ怖い。本当にSEと合わせると恐怖がやばい。

少し後、私が起きているのを知り、悪い夢でも見たのかと言いながら一緒に眠ってくれます。楽しい話をしようと提案してくれるソロナさん。明日のパーティーのためのドレスの話や、玉座に飾る花の話をしようとしてくれます。私は青いバラを飾ってほしいと頼みますが、それはできないと拒否されます。…なんで????と思っていると、姫の身を脅かすものを近くにおくわけにはいかない。庭園ごと焼き払ったと。まままままさかあのとき燃やしてたのはバラの庭園かよ!!!!!!まじかよ…。もったいねぇ棘ぐらい大丈夫だよ…。「狂っている」みたいなことを言う私ですが、ソロナさんは「愛はときに人を狂わせるとあなたが教えてくれたんですよ」と。このときまでは、ソロナさんが尋常じゃない偏愛で姫を愛しているだけだと思っていました。

 

次の日。姫の誕生日当日。パーティーのために素敵な淡い色のドレスを用意してくれたソロナさんは私をパーティー会場までエスコートしてくれます。

 

 

 

誰もいないパーティー会場。

 

 

 

 

 

5年前の誕生日パーティーのとき。最高の演奏をしてくれたソロナさん。そのときにも別れの曲を弾いてくれたそう。誰もが称賛をし、賛辞を言った。その中にはもちろん女性もいた。ここまで褒めてくれたのだから、姫も褒めてくれるだろうと思っていた。しかし違った。最悪の出来だったと。想像するに、自分を慕ってくれていたソロナさんが演奏をしたことによって、たくさんの女たちがソロナさんを褒めたことを姫はおもしろく思わなかった。まったくそんなつもりはなかったのに、女をたぶらかしたと言い怒り狂った。怒った姫はソロナさんを牢獄に閉じ込め、来る日も来る日もソロナさんを痛めつけた。大切な腕の腱を切り、体中にムチで痛めつけ…という拷問を牢獄で繰り返します。そしていつしかそれを喜びながら行っていく姫。…姫めっちゃ頭おかしい…。好きで嫉妬しててもそこまでせんでええやんけ。あの首の傷はキスマークでもなんでもなく、姫がナイフやムチで痛めつけた傷だとわかりました。狂ってるとひたすらにソロナさんを拒む私。そりゃそうだろうな。狂っているとしたら姫のせいだという。でも姫を愛することができたのだから、狂っていてもよかったと。その話を聞かされて逃げようとする私を、ある場所にソロナさんは連れていきます。

それはソロナさんが閉じ込められていた牢獄。彼が5年間も暮らしていた場所。姫の言うことがすべてであるこの城の中で、閉じ込められたソロナさんはあれだけいろんなことをしてくれていたのに未だに牢獄に住んでいたのか…。つらい…。

そこでソロナさんは姫を「魔物」だと言います。呪われた血が姫のような魔物を生み出したと。

ソロナさんは牢獄で、楽士として別れの曲を演奏します。姫だけのために。しかしお世辞でもうまいとは言えない演奏。そりゃそうだよ。腱が切れているというのに。とにかくこのへん恐怖。

城には姫の命令には何が何でも従わなければならないという決まりがある。苦しくても耐え続けた。痛めつけることこそ姫の愛だったから。

そこで知る積み重なっているたくさんの骨。めっちゃ怖い。

話によると楽士として一緒にいたソロナさんのご家族も、姫によって耳を切られ指を切られ…殺されたのか餓死していったのかわかりませんがとにかく亡くなってしまったそう。姫曰く、すべてはあのとき女をたぶらかしたソロナさんのせい。姫だけのために生きてこなかったせい。はんぱじゃない言いがりじゃねぇか。こっわ!!!!!!!!!!

でもそれも愛が故だと思ったソロナさん。なんとか牢獄から出ることができたので、こうやって私のそばにいられたようです。

私は何度も「記憶がない、姫じゃない」と言い張ります。が信じてはくれません。傷つけるのも愛するが故と言ってナイフを取り出し、切りつけてくるソロナさん。愛情が狂ってしまっているようで、私の思いを受け取ってくださいと切りつけドレスは血まみれに。たぶん私は死んではいません。その後たくさんの骨(ソロナさんのご両親と思われる)骨の前で結婚の誓いを行い、愛の言葉を言われ…スマホのブーブー…という音が鳴り響き、エンド。

 

フリートークは落ち着きますよ。緑川さんよき。フリトあんまりネタバレよくないんだろうけど、はさみでしゃきしゃきしてくれたり、優しいかと思いきや「怖いですよ?」って突然キャラになりきってくれたり。りじぇさんは他のかな?と思うのですがゲームのVR化?も検討しているみたいで、これがVRになったら怖そうだよねと言われてました。たしかに。でも気になるこれのVR。出たら買う。

 

あとメイトさんの特典CD「ある日、リュシオルの森で」も聞きました。かるーい感想とネタバレ。

ソロナさんに対してそこまで恐怖だと思っていないあたりでの出来事。私はあの抜け出せないリュシオルの森で迷子になります。それを追いかけてきてくれたソロナさん。目印をつけてきてくれたらしいのですが、ここは人を惑わせる森。目印が見当たらず帰れなくなります。一晩森で過ごすことになり、一緒に寝る…的なストーリー。ソロナさんやさしいよ。こんな感じで過ごすことができていればよかったのに…。これだったらちょっと恋愛関係になっちゃったおいしい設定の主従関係なのに…。本当に前の人格の姫のせいでソロナさん頭おかしくなってしまった…。とにかくこっちではまだ普通のソロナさんを味わえます。

 

 

 

 

めっちゃ長くなってしまった申し訳ない。

もしかしたら話が前後してるかもしれませんがだいたいは合っている…はず。

こういう話のものは、モキュメンタリーというらしく、架空の出来事をドキュメンタリー風に仕立てていく…のだとか。要するに姫の人格に入ってしまった私(本当は姫ではない)がそのリュシオル城での出来事を(よくわからないままに)姫となってしまって知っていく…って感じかな。私はソロナさんのことを愛してるわけではないよ。でもソロナさんは姫だと思っているから(見た目姫だから)愛してる。私は痛めつけるわけでもないし、とげが刺さっても怒らないし、雨に濡れているソロナさんを城に招き入れたりします。まぁそれが普通だよね。なので「私」に感情移入しやすいと思います。

今までのシチュCDさんは、私が聞いたことがある中では狂っているのは相手側だけだったので、最初はそのつもりで聴いておりました…。勝手なイメージはセブンスヘブンのユーリさんとか、ラクリモサのノルドさん的な嫉妬に狂ったお相手なのかなと。

しかし狂っているのは相手以上にリュシオルの姫様でした。

同族結婚を繰り返したゆえに生まれた、素敵な美貌を持った姫様という名の魔物は城の中で「姫」である権力をふりかざし、自分の思いのままに生きてきた。わがままがだんだん度を越え狂人となったのかそもそもが狂っていたのかわかりませんが、とにかく愛する男性を痛めつけることを喜ぶほどの狂人だったことは間違いない。そしてその狂った愛を受け取って狂っていくソロナさん。ボイスは最初から最後まで緑川さんの穏やかな口調なので、後半その穏やかさが逆に恐怖を駆り立てます。

私が姫だったらこんなに仕えてくれるイケメンでイケボの従者にそんなひどいことはできない…。

 

ブックレットは某シチュCDと同じで、ソロナさんの日記風に仕上がっているので事前に見ているとより楽しめるかも。読むだけじゃ何もわからないけどね!!笑

 

たぶんこのシリーズ、どれも姫の狂ったところが描写されて、とにかく恐怖のどん底に突き落とすエンドなんだろうなと思います。

最後のスマホが鳴り響くところで、私は現実に帰ることができたのだと思いたい…。こんなところ一刻も早く出たい…。

 

率直な感想で言えば、シチュCDの中で初めてこんなに怖いと思いました…。でも狂った愛を受け取りたい方、非日常を味わいたい方にはとってもおすすめ。怖かったけど私も好きな作品です。続きがとっても気になる。第2日目は何度か出てきたソロナさんの嫉妬の相手、婚約者であるという「ネウロ」さんなのでどういった感じで進んでいくんだろうか…。

死んではいないようなので、普通に続編のようになっていくのか、それとも一度現実に戻ってまた戻ってきたのだとしたら、今回の愛の誓いはなかったことになって新しいストーリーとなるのか。楽しみ。

 

ながーーーーくなったけどおしまい。お付き合いいただきありがとうございました。